--/--/-- (--) スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |


2009/03/08 (Sun) 続・続何のお告げなの?完結編

 仙人との約束を果たすために、ひょうたんが付いていない奇妙なバラフォンを肩から担ぎ、オイラは足取り重くもと来た道を歩く...海岸の防波堤の小道を歩いていくと、あのおぞましい“魑魅魍魎”がいる部屋が近つ゛いてきた。風と波の音に混じって何か聞こえるので耳を澄ますと、ヤツらのうめき声とともに男の太い叫び声も聞こえる。彼の声だ...初めて聞くその声は威厳と品格を持ち合わせていて、この世の中のネガティブなコト全てを拭い去ってくれるようなものだった。でも、いったい何を叫んでいるのだろう?部屋に近つ゛こうとした瞬間
「ぐがぁああ..」

と化け物の一匹がドアを破って飛び出してきた!一瞬チラッとこちらを見たがすぐに中に入っていった。
「やべぇ、見つかったら何されるかわかんねぇ」とオイラは持っていたバラフォンを隠れミノにして路地にひそんだ。鍵盤と鍵盤の隙間から外の様子もうかがえる(感じとしては、石原裕次郎のモノマネをする祐太郎がブラインドを指で開け、チラッと外を見るような感じね!)。結構便利だなぁ...オイラはハッとした!そうなんだよ、もしこの楽器にひょうたんが付いていたら、これを盾にすることなんかは出来ないはずなんだ!もしかしたら彼はこの事を見越してオイラにこれを持たせたのかもしれない。でも、もしこれが彼に必要だったら...まぁ賢い彼のことだから、本当にもしこれが必要なら、おいらが届けた後に行動を起こすだろう。きっとそうだ!などと自分の都合のいいように解釈し少しだけ安心して壁越しに中の音をさぐる...耳だけが頼りだ。聞こえてくる...何かの呪文だろうか?

○△$%□#ZX“ビヨヨ~ン”%$”!~喝っ!!!」
※ビヨヨ~ンのところはバラフォンの音。


そしてもう一度


○△$%□#ZX“ビヨヨ~ン”%$”!~喝っ!!!」

すげぇ、これが噂に聞く悪魔祓いかっ!これにバラフォンの音が必要なのぉ?本当はこうやって使うんだぁ(夢だから)、しかも呪文の間に一音一発しか入れてねぇ...渾身の一発かぁ!!!それにしても演奏的には全然つまんね~な...まぁ、一応楽器に守られているけど絶対的に安全とはいえない状況の中、冷静に演奏を評価している勉強熱心なオイラ...(夢だから)。なかでは壮絶な仙人vs化け物の戦いが行われているというのに「仙人もっと叩かねぇかなぁ...」とか思っている呑気なオイラ(まぁ、夢だから)
隠れているだけじゃもったいないので、部屋の窓から中をのぞく決心をした。
室内では案の定凄まじい攻防戦が繰り広げられている!いったい何匹相手にしてるんだろう?なかには彼の呪文&バラフォンにやられ痙攣してるヤツ、飛ばされて天井や壁にめり込んでるヤツ、気絶して倒れているヤツもいる...威勢のイイものは彼に襲い掛かろうとするたびに例のビヨヨ~ンという音に跳ね飛ばされている。「バラフォンの音って、まるで光線ビームのような威力があるんだなぁ..あんなに吹き飛ばされてる...すごい威力だ!おおっ、また一匹気絶しちゃった...」
かなわないと思ったのか化け物達は彼を囲むように、じりじりとにじり寄っていく...その数約九匹!
「やばい、囲まれちゃった!」

しかし次の瞬間

「ビヨヨビヨヨーーービィーョオオオオン~」

ライフル銃を乱射するがごとく彼がバラフォンを連打した!吹き飛ばされる化け物達。オイラが覗いていた窓からも何匹かが窓ガラスを突き破ってオイラの頭上を越え外に投げ出されてきた。

「...終わったのか?」恐る恐る中を覗くと、彼は合掌し最後の仕上げのお経を唱えているところだった。
隠れミノに使ったバラフォンを肩から担ぎなおして、倒れている化け物達の間をすり抜けるように彼に近つ゛いた。

オイラ・・「なんのお力添えも出来ずに申し訳ありませんでした...あまりにも恐ろしすぎて隠れていました。」

仙人・・「.......役に立ったか?」


オイラ・・「?...じゃぁ、やっぱりこれはその為にあなたが用意してくれていたんですね?ひょうたんが付いていないのでおかしいなと思っていたんです」


仙人・・「...お前が来ることは分かっていたからな」


オイラ・・「....」

そんな会話をしていると、さっきまで化け物の姿をしていたヤツらが人間の姿に戻ってヨロヨロと立ち上がり、ゲロを吐きながら部屋をゾロゾロと出ていきはじめた。全て終了したのだ。


 と、ここでオイラの夢も終了....起きたばかりだというのにすがすがしく、なんとも幸せな気持ちで興奮している。いったい彼は何者なのか、何を伝える為に登場してきたのか、今後彼はオイラの師匠になるのか、弟子のオイラの活躍は?とか、色々な疑問があったのでもう一度寝てその真相を明らかにしたい!と思ったオイラの気持ちが少しでも伝わればうれしいなとおもいますが、なんせ夢の中のことなので、こうやって文章にまとめるとB級ホラー映画に少し毛が生えた(生えてもいないか?)ような感じになっちゃうのもいなめません。オイラにもう少し文才があればもっとリアルに伝えることができたのかもしれませんが、なんせただのタイコ叩きなもんでこのくらいで勘弁してください。

 


 バラフォンに限らず、この地球上に存在するどんな小さな楽器にも神話や言い伝えがあります。今回のこの夢で、自分が扱っているこの奇跡の楽器にたいしての畏敬、尊敬の念がさらに強力なものになり、この楽器を製作していく上で一つの道しるべになっていくような予感を感じずにいられない、手ごたえ(夢じゃ何の活躍もしてないけどね...恥)ある内容だった。これを(バラフォンの事)このままの形で伝えていくのはもちろんの事、現代の形に進化させていくことも任されているように思えるんだよなぁ。


このイメージを大事にして、自分の作品作りに生かしていきたいと思ってる今日この頃...。

読んでくれた人達に感謝!つまんね~よ、とか言わないでね~。結果は進化したバラフォンを作ることによって出していきますので。

                                            ヤーマン



未分類 |


| TOP |

プロフィール

YAO

Author:YAO
(photo:KunihikoSasaki)
 
 ◆◇◆◇◆

打楽器奏者
松本“ YAO ”善行

幼少の頃から和太鼓を叩き始める。

1997~1998年には打楽器の宝庫・西アフリカ(セネガル、ガンビア、マリ、ブルキナファソ、ガーナ)へ単独武者修行の旅にでる。5ヶ国をまわるなかでバラフォン、ジャンベ、ゴメ、ペンペンソワ、カリンバ、サバールなどに出会う。それらでのライヴパフォーマンスを認められ、現地では冠婚葬祭の演奏を許されるまでになった。

打楽器奏者としての名“YAO”は、当時セッションを共にした音楽家たちから命名されたものであり、約一年かけたこの旅が、今現在のYAOの屋台骨となっている。

帰国後、様々なバンド活動・スタジオワークを経て、現在は日本が宇宙に誇るサイケデリック・ジャムバンドDachamboでのドラム&パーカッションをはじめ、民族楽器を中心としたトライバルジャムユニットEarth Consciousやその他様々なアーティスト達の活動に参加し、フジロック・サマソニ・ライジングサン、オーストラリアのEXODUS FESTIVAL・Woodford Folk Festivalなど国内外の多様な音楽シーンで活躍。

演奏者としての活動以外にも、楽器そのものの考案・製作・修復などを行う、まさに生粋の打楽器職人である。

2009年よりソロ活動を本格的に再開する。創意工夫を凝らした自作バラフォンや、カリンバとバラフォンからのインスピレーションで誕生した独自の創作楽器「アイロフォン」を用いた演奏は『天国の音』と各方面から賞讃を受けるなど、その万物を豊潤な世界へ導く独創的なLIVEは国宝級と評されている。

2012年には今までの活動に加え、The Crash MustardとThe Coxaの2バンドを新たに結成。音楽のジャンルやバンド形態というカテゴライズを超えたプレイスタイルでGROOVEを常に探求し続ける。

 ◆◇◆◇◆

連絡先はこちら↓
yaobalafon@gmail.com

 ◆◇◆◇◆
  

twitter

@2008_1107横浜THUMBSUP

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。